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Quanergy Systems

シリコンバレーに拠点を持つLiDARメーカー。特にOPA(Optical Phased Array)技術を用いた真のソリッドステート(物理的な可動部が一切ない)LiDARの開発で業界の注目を集めた。

[!WARNING] Quanergyは2022年末に米国連邦破産法第11条の適用を申請(経営破綻)しました。その後、競売により資産が買収・事業再編され、「Quanergy Solutions, Inc.」として主に物理的セキュリティ・スマートスペース・産業向け(IoT)の3D LiDARソリューションにフォーカスする形で存続しています。自動車向け市場での覇権争いからは一歩後退した形になります。

主要製品シリーズ

Mシリーズ (M8 / M1 Edge)

360°の視野角と長距離検知を特徴とするメカニカルスピン方式の定番製品群。

  • M8: 8チャンネルのメカニカルスキャン方式。セキュリティ(侵入検知)、スマートシティ(交差点監視)、産業自動化向けに広く導入された。
  • 最大距離: ~200m
  • FOV: 360° x 20°
  • 特徴: PoE稼働、高い信頼性環境適応力。
  • M1 Edge: エッジコンピューティング機能を内蔵し、単体で点群データを分析可能なモデル。
  • 用途: PIDS(Perimeter Intrusion Detection System/外周侵入検知システム)など。

Sシリーズ (S3)

Quanergyが他社と差別化を図っていた「OPAベースの完全ソリッドステートLiDAR」。半導体プロセスで製造可能なため、究極的な低コスト化が期待されていたモデル。

  • S3 / S3-2:
  • 方式: OPA (Optical Phased Array)
  • 最大距離: 約100m~(性能モデルや対象物の反射率による)
  • FOV: 100° x 100° (モデルにより異なる)
  • 特徴: 可動部ゼロ(MTBF 100,000時間以上)、ソフトウェアによるスキャンパターンの自由な変更(ROI機能など)が可能。

Major Customers & Partners

  • 物理的セキュリティ分野のインテグレーター(Milestone Systems, Genetecなど)と深く提携。空港、データセンター、国境、重要インフラの警備・監視用途に強みを持つ。
  • かつてはVelodyneとの激しい競争を展開。

Sources