AIとの付き合い方
完璧を求めない¶
人間なら間違えても許されるようなタスクでも、AIが相手になった途端完璧を求めて「使えない」という人も多い。 完璧かそうじゃないか、という解像度の低い使い方はせずに、人間相手にそうやっているように、性能に応じた期待値を自分の中で適切に設定して使う。
得意なことを把握して使う¶
Claude Code 複数アカウントの使い分け¶
Claude Code は CLAUDE_CONFIG_DIR 環境変数で設定ディレクトリを切り替えることで、複数のアカウントやプロファイルを使い分けられる。
仕組み¶
| 環境変数 | 役割 |
|---|---|
CLAUDE_CONFIG_DIR |
設定・認証情報の保存先ディレクトリを変更する。デフォルトは ~/.claude |
ANTHROPIC_AUTH_TOKEN |
Anthropic以外のプロバイダーや別アカウントのAPIキーを上書き指定する |
設定ディレクトリの構造¶
CLAUDE_CONFIG_DIR が指すディレクトリの中は以下のような構成になっている。
~/.claude/ ← デフォルト(CLAUDE_CONFIG_DIR 未指定時)
~/.claude/profiles/xxx/ ← プロファイルごとのディレクトリ
├── CLAUDE.md # そのプロファイル用のグローバル指示
├── settings.json # モデル・権限などの設定
├── history.jsonl # 会話履歴インデックス
├── sessions/ # 会話セッションの実データ
├── projects/ # プロジェクトごとのメモリ
├── hooks/ # イベントフック定義
├── commands/ # カスタムスラッシュコマンド
└── ...
プロファイルを切り替えると、認証情報・会話履歴・メモリ・CLAUDE.md・設定がすべて独立する。
逆に言うと、プロファイルを作るだけでは ~/.claude の内容は引き継がれないため、必要な設定は各プロファイルにコピーするか、シンボリックリンクで共有する。
bashrc での実装例¶
# ~/.bashrc
claude-profileA() { claude "$@"; } # デフォルト設定をそのまま使う
claude-profileB() { CLAUDE_CONFIG_DIR=~/.claude/profiles/profileB claude "$@"; }
claude-profileC() { CLAUDE_CONFIG_DIR=~/.claude/profiles/profileC ANTHROPIC_AUTH_TOKEN="$SOME_API_KEY" claude "$@"; }
各関数は "$@" でそのまま引数を渡すため、通常の claude コマンドと同じオプションが使える(例: claude-profileB --resume)。
使い分けの目的¶
- 設定ディレクトリの分離: CLAUDE.md やメモリ・会話履歴をプロファイルごとに独立させられる
- 複数アカウント: 個人・仕事など用途の異なるアカウントをターミナル上で素早く切り替えられる
- 別プロバイダー対応:
ANTHROPIC_AUTH_TOKENを上書きすることで独自APIキーが必要なプロバイダーも利用できる